header
left right
症例集コンテンツ内検索
症例カテゴリー
症例|上の奥歯を失い長年義歯で過ごした毎日から脱出
5811_20074.jpg
上顎左右7本の臼歯部を失い長期に渡って義歯をお使いになっていた。また下顎の左右に...

上顎左右7本の臼歯部を失い長期に渡って義歯をお使いになっていた。また下顎の左右にはブリッジがあり、こちらの2箇所の欠損部にもインプラントをご希望された。上顎の欠損部の骨の厚みは2?3?程度と薄く、インプラントを植立するには増骨術が先に必要だと判断した。上顎左右の骨が少ない部分に増骨(サイナスリフト法)により6ヶ月の治癒期間を経て骨が増えたことを確認し、再度インプラントの植立を行った。トータルの治療期間は9ヶ月を要した。下顎のブリッジはダミー部のみをうまく切断しその部分にインプラントを植立した。この部分は2ヶ月間で完了。

clear

5811_10140.jpg

■治療方針
?骨の高さが少なく、インプラント植立が出来ない条件でありサイナスリフト法により左右別々に4回のオペで完全回復を目指す。
?左側5,6,7番のサイナスリフト法+下顎6番のインプラント植立をおこなう
?オペから2ヵ月後に先に左側下顎6番の歯を回復した。この間は右側中心の生活となる。
?更にオペから6ヵ月後に骨が回復したことを確認した上で、3本のインプラントを植立する。
?2度目のオペから2ヵ月後に型取りを行い上顎左側5,6,7の3本が回復し左側が完全に義歯なしに回復された。この間の9ヶ月間は旧義歯の内面を大きくくり貫いて使用していた。
5811_22138.jpg

?右側4,5,6,7番のサイナスリフト法+下顎6番のインプラント植立をおこなう
?オペから2ヵ月後に先に右側下顎6番の歯を回復した。この間は左側中心の生活となる。
?更にオペから6ヵ月後に骨が回復したことを確認した上で、4本のインプラントを植立する。
5811_66287.jpg

?2度目のオペから2ヵ月後に型取りを行い上顎右側4,5,6,7の4本が回復し右側が完全に義歯なしに回復された。
?メインテナンス
■オペデータ
テーパードスクリューベントインプラント 直径3.7?タイプ×1本使用
ITIストローマンインプラント  直径4.1?タイプ×2本 使用
ITIストローマンインプラント  直径4.8?タイプ×6本 使用

オペ時間

■補綴データ
上下9本のセラミック修復とした。ただし咬む力が強いために上顎の奥歯の咬む面のみ金属とし強度を補った。

図1w.jpg

■治癒期間 左側6ヶ月(増骨)+インプラント3ヶ月=9ヶ月
        右側6ヶ月(増骨)+インプラント3ヶ月=9ヶ月

■治療回数 24回


■治療詳細
手術   ×4回
サイナスリフト法 ×2回
ITIストローマンインプラント ×9本
セラミッククラウン ×9本


■メインテナンス間隔 3~6ヶ月に1回
5811_67783.jpg

■ コメントを投稿
(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)